髪の色むらが気になってきた!でもサロンに行く時間もないしお金もかかる。
いつもは市販のセルフカラーを選びがちだけど髪がめちゃくちゃ痛む!
めちゃくちゃ調べてたどり着いたのが『おうちセルフサロンカラー』
初心者&不器用でもなんとかなりました(笑)
私の体験をまとめましたので、よろしければご覧ください。
今から記載するものはあくまで私の体験談であり、私は美容師でも専門家でもありませんので参考程度でお願いします。
ヘアカラーではまれにアレルギーなどが起こることもございますので、必ずパッチテストを行ってください。
お金と時間に余裕がある方はサロンでのヘアカラーをお勧めします。
この記事を読んで実際にヘアカラーをするかどうかはご自身の体質等を基に判断頂き、自己責任でお願いいたします。
初心者さんの薬剤選び
ヘアカラーといえば重要になるのが「薬剤選び」ですよね。
薬剤選びで大切なのは、自分の髪の状態に合わせた薬剤を探すことと、なりたい色のイメージに合った物を選ぶことです。
ミルボンやウエラなどの公式サイトをチェックしたり、楽天市場などで「サロンヘアカラー」などと検索すると沢山種類がありますので、
自分の髪に合いそうだなと思うものを見つけてみてください♪
ポイント
ヘアカラーには1剤と2剤があり、1:1の割合で混ぜて使用することが一般的だそうです。
大まかにいえば、1剤はカラーの色やトーンに関係する薬剤で、2剤は髪の脱色や着色に必要な成分が含まれている薬剤です。
サロンヘアカラーの1剤とは?
まず1剤ですが、自分の髪の状態(ダメージ状態・白髪の有無や割合・色むら)などを考慮し、薬剤のカラーチャートを参考に選ぶことをお勧めします。
公式ホームページでカラーチャートが見れますので、自分がなりたい色味と明るさ(トーン)を選んでください。
色味はブルー系やレッド系、シルバー系など様々な種類があります。
色のトーン(明るさ)は数字が大きくなっていくほど明るくなりますよ!
ここで注意!
この時注意して欲しいのが、このカラーチャートの元々の毛の色が何色かということです。
黒髪に近い色から染めようと考えている人はバージンヘア用のカラーチャートを参考にしてくださいね♪
美容師さんたちは1剤を混ぜて使うことでオーダーに合わせた絶妙な色味を出しているそうです。
各メーカーの公式ホームページやインスタ等でカラーレシピと検索すると色んな色の配合割合が紹介されていますので参考にしてみてください♪
サロンヘアカラーの2剤とは?
2剤に関してですが、こちらは通称『オキシ』と呼ばれるもので、1剤と混ぜ合わせて使うことで髪色を明るくしたり、
1剤の発色を良くする効果があります。主成分が過酸化水素水でできています。
こちらの濃度別に商品が分かれており、主に3%~6%といった種類があります。
基本的に濃度が高いほど髪を明るくする力が強くなります。
しかし、濃度が高いほど髪に与えるダメージも強くなりますので、注意が必要です。
また、発色についてですがこちらは濃度の低い物の方が強く発色するそうです。
メーカーによって2剤の特徴も異なるようなので、出来れば1剤と同じメーカーの物を使用することをお勧めします。
今の状態から明るくしたいのか、暗くしたいのかということや、
髪のダメージ具合、白髪の有無などを考慮し、自分に合った最善の2剤の濃度をチョイスしてみてください♪
私が選んだ1剤・2剤は?
私の場合は、透明感のあるカラーにしたかった事と、アッシュ系の色味が好きなので、
ミルボンのアディクシーカラーを使うことに決めました。
元々の色むらがひどかったので、失敗を避けるため、1剤は暗めのコバルトブルー(5トーン)とシルバー(7トーン)を選びました。
また2剤は、ダメージがひどく暗めの髪色を希望していたため、3%のものをチョイスしました。
本来は生え際や毛先で2剤の濃度を変えた方が仕上がり的には綺麗になるのでしょうが、
・上手く塗り分けることができるか不安だったことと
・コスパ的に2つ買うと高くなってしまう
以上の2点を考慮し3%の薬剤のみで試してみることにしました(笑)
いざ!購入!
薬剤は楽天市場かヤフーショッピングがオススメ!
自分が使いたい1剤・2剤も決まったところで、インターネットで検索をかけました。
サロンのヘアカラーは美容室専売品の為、基本的にドラッグストアでは販売しておりませんのでご注意ください。
私のオススメは、楽天市場とヤフーショッピングです!
種類も多く、私のような一般の人でも通常と同じように購入が可能でした!
2023年6月の時点で3点を買って、合計で2217円でした♪
送料無料にするために、ミルボンの洗い流さないトリートメントも一緒に購入しました。
ポイント等も通常通り付きますので、使いやすい方を選んでみてください!
私は楽天のヘビーユーザーなので、最安値を検索し、楽天で購入しました♪
以下にリンクを貼っておきましたので、アディクシーカラーが気になる!という方はチェックしてみてください。
Amazonではほぼ購入不可
サロンカラーは美容室専売でありアマゾンでは美容室のビジネスアカウントとして認証がなければ買えないものもありました。
「この商品は、Amazonが美容室・理容室として認証したビジネスアカウントのお客様のみご購入
いただけます。お客様のアカウントではご購入いただけません。美容室・理容室向けの卸売価格は、認証後表示されます。」
と表示されてしまいます~
薬剤と一緒にそろえておきたいもの
自宅でセルフカラーするには、薬剤だけでなく、道具も必要となります。
セルフカラーを良くする方はご存じかと思いますが、
今回私が必要だなと考えた最低限の物を紹介します。
用意するものリスト
絶対必要
①ビニール手袋
②薬剤を髪に塗る為のクシまたはハケのようなもの
③薬剤を混ぜ合わせるボウル
④ケープや新聞紙など(周りを汚さない様にするため)
⑤はかり(1剤と2剤を混ぜ合わせる時の計量に必要)
あると便利
①髪の生え際を保護するクリームやワセリン
②ブロッキングの為のピンなど(ロングの方はあった方がいいと思います)
③イヤーキャップ・ヘアキャップ(ラップで代用可能)
④使い捨てのスプーン(1剤と2剤を混ぜる時にあると便利です)
私の調達方法
セルフヘアカラーに必要な道具たちですが、私は基本的に100均で揃えました(笑)
最寄りがセリアだったので、セリアでの購入品を紹介します♪
私の感想としては、100均なのでチープ感は否めませんが、
我が家では私しかヘアカラーをしないのと、基本的に使い捨てが好きなのでこれで十分でした。
家族でヘアカラーをする機会が多い方や使用頻度の高い方は、もう少し良いものを繰り返し使っていくのもいいかもしれませんね。
セリア:使い捨て ヘアカラーケアセット
画像右側です!内容は・・・
ビニール手袋×4枚(2組)
イヤーキャップ×4枚(2組)
ブラシ&コーム×1本
毛染めキャップ×2枚
以上がセットになっており、他にはケープなどが付いたセットもありました。
最寄りの100均の衛生用品コーナー等で探してみてください。
セリア MINI BOWL
画像左側です!ほどよい大きさのボウルが3枚セットになっております。
プラスチック素材で使いやすい大きさです!また、こちらはしっかりしているので繰り返し使えそうです!
セリアは品ぞろえも多く、オススメですよ♪
まずは準備!
初心者の方:まずはヘアカラーの方法を確認
セルフカラーに初めて挑戦する方や、慣れていない方は、
Youtubeなどでセルフカラーの方法やコツをリサーチすることをお勧めします!
『セルフカラー コツ』『セルフカラー 失敗しない』などのワードで検索すると沢山出てきますよ♪
慣れている方:場所・道具の確認からでOK
場所(養生)
セルフカラーに欠かせないのが、場所の準備です。出来る限り広いスペースを確保し、
ヘアカラーを行う場所の周辺に新聞紙や段ボール、汚れても良いタオルなどで、養生を行いましょう。
カラー剤の汚れは1度ついてしまうと落ちないことが多いので、汚れが付かないように注意してください。
道具の確認
セルフカラーに慣れている方は必要な道具がそろっているかの確認をしましょう♪
装備品
場所・道具等の準備が完了したら、次に手袋やケープ、イヤーキャップなどの準備です!
パッチテストを忘れずに
あらかじめ時間のある時にパッチテストをしておきましょう!
前にカラー剤でトラブルが起きたことのある方は特に注意してください!
いざ実践!手順と注意点!
私が実践した方法を記載しますので、参考程度に確認してみてください。
- 【手順①】養生と装備品装着
- 【手順②】1剤と2剤を1:1の割合でボウルに出す
- 【手順③】②を使い捨てスプーンなどでよく混ぜる
- 【手順④】染まりにくい箇所から塗布していく
- 【手順⑤】髪全体に塗布していき、ムラがないか確認
- 【手順⑥】放置
- 【手順⓻】洗い流す
- 【手順⑧】2回ほどシャンプー
- 【手順⑨】トリートメント等で髪を保護
- 【手順⑩】髪の脱水・乾燥
【手順①】養生と装備品装着
あらかじめ準備をしておいた新聞紙等で養生をした場所で手袋やケープ等を装着します。
【手順②】1剤と2剤を1:1の割合でボウルに出す
1対1の割合で出していきます。はかりの上にボウルをのせて計量しながら、こぼれないようにすこしずつ出していってください♪
ポイント
塗布した後から薬剤が足りない!となっても髪や手がベタベタの状態で作り直すのがめちゃくちゃ大変なため、
多めに作っておくことを強くお勧めします!
量の目安ですが肩くらいのボブで1剤50g2剤50g合計100gを使用しギリギリ使い切るくらいでした。
左側が1剤、右側が2剤です。
【手順③】②を使い捨てスプーンなどでよく混ぜる
よく混ぜてください!
【手順④】染まりにくい箇所から染める
なめらかになるまで混ぜたら適量をハケに取り、染まりにくい部分から塗っていきます。
【手順⑤】髪全体に塗布
髪全体に均等になるように塗布してください。鏡等で塗りムラがないかの確認をしてください。
【手順⑥】放置
カラー剤の指定された時間(通常は20〜30分程度)放置します。
【手順⓻】洗い流す
十分な量の水で髪を洗い流します。
【手順⑧】2回ほどシャンプー
2回ほどシャンプーしましょう。
【手順⑨】トリートメント等で髪を保護
トリートメント等を使用し、髪の保護をしてできるだけ髪が傷まないようにしましょう。
【手順⑩】髪の脱水・乾燥
汚れても良いタオルで水分を取り、ドライヤーで乾かして完了です!
私自身は、1剤と2剤を混ぜて薬剤を作る際に少し緊張しましたが、
特にテクニック等は必要なく、初めてでも普通にできました。
セルフカラーに慣れている方は、薬剤作りの後は通常通りで大丈夫かと思います。
仕上がりはいかに!?
それでは、私のヘアカラー前と後の比較の画像を見て頂きたいと思います。
BEFOR
セルフカラーを繰り返してきたのでダメージが気になる。色ムラがひどく、全体的にパサついている印象、、、。
AFTER
落ち着いたトーンでムラが目立ちにくくなった。光に当てるとアッシュの色味が見えて、透明感のあるカラーに!
いかがでしたでしょうか?
個人的にはカラー前と比べて色むらが目立たなくなっていることや、自分好みのアッシュ系の仕上がりに大満足です♪
今回、1剤はコバルトブルー(5トーン)を30gとシルバー(7トーン)を20gを混ぜて使用してみました。
カラーチャートやインスタで事前に確認した色と同じような色になり暗さもイメージどおりでした!
ダメージや手触りですが、以前の市販セルフカラー直後はダメージが酷く、手グシが通らないほどギシギシしていましたが、
今回はカラー直後でも手グシが通り、ダメージも全く気になりません。
暗さのおかげもあり、ツヤ感がアップしたようにも見えます。
今回のコストを簡単に計算すると、薬剤の値段が合計2217円で、容量は1剤(80g)×2本と2剤(1000ml)×1本です。
1回で1剤・2剤各50gずつ使うことを考えると3回くらいフルカラーが出来そうなので、1回あたり739円となります。
市販のセルフカラーとほぼ変わりませんよね。
2剤は大容量なので、1剤を新たに買えばまた使えるのもありがたいポイントです。
仕上がりと値段のバランスを考えると非常にコスパが良いなと感じました!
2~3月後にまたおうちセルフサロンカラーをやってみたいと思います♪
不器用でめんどくさがりやの私ですが、これだったら次回以降も続けてみたいと思える仕上がりでした。
1剤の色を混ぜたり、割合を考えたりするのも楽しかったです♪
まとめ
みなさま、私の体験談やビフォーアフターをご覧になっていかがでしたか。
実際に「おうちサロンセルフカラー」を体験してみて、オススメな人、あまり向かないかな?というタイプを考えてみました。
こんな人にオススメ
- 今まで市販のセルフカラーを繰り返しており、ダメージが気になる
- サロンカラーをしたいが時間の余裕がない、予約が取れない
- コスパの良いヘアカラーがしたい
不器用な私でも、ボブくらいの長さであれば、上記のような仕上がりになったので、
器用な方はもっと上手に仕上げることも可能かと思います。
でも・・・
こんな人には向かないかも・・・
- 仕上がりにプロのクオリティを求める方
- 髪がロング・スーパーロングの方(塗りムラがでやすいかもしれません)
- 新築や賃貸などでお部屋やお風呂場の汚れを気にされる方
自分の髪の状態や長さ、求めるクオリティ、おうちの状態など、
色々なことを考慮して頂き、ベストな選択をしていただけたら良いなと思います。
皆様が自分に合ったカラーを楽しめますように。
長文を読んでいただきありがとうございました。
今回購入したものはこちら♪
よかったらこちらからどうぞ♪